先日、aero-press.netさんからスノーボード用にと私とムスコ用のbernのヘルメットを購入しました。(右がムスコ用Macon。左が私用のWatts)
ところが購入後、しばらくしてからaero-press.netさんからメールが届き「MaconのH2O仕様にはゴーグルクリップは取り付けられない」との知らせが…。
ところが購入後、しばらくしてからaero-press.netさんからメールが届き「MaconのH2O仕様にはゴーグルクリップは取り付けられない」との知らせが…。
あら、ほんとだ。 クリップを取り付けるビス穴が無い…(左がMacon右がWatts)。
aero-press.netさんからはbernの違うモデルへの交換の申し出があったのですが、ムスコがMaconのカラーリング(この2トーンはH2Oにしか無い)をずいぶんと気に入ってまして。それならちょっと工作しちゃえ、という事にしました。
方法は下の図の通りです。
さて、実作業に入ります。
使うのはタミヤ・エポキシ造形パテ(速硬化タイプ)、
マスキングテープ、ヘラ、適当な金属棒、軍手、ヴィックスヴェポラッブです。
まず、かるーくマスキングします。bernのシェルは緩衝材より熱に強いみたいなので、軽くです。
そして手に軍手をつけて、先ほどの図のように熱した金属棒(私は使っていない細いトルクスレンチを使用しました)をライターであぶります。図のように真っ赤にする必要はありません、緩衝材が簡単にシュワシュワと溶けていきます、やけど注意です!。
そして手に軍手をつけて、先ほどの図のように熱した金属棒(私は使っていない細いトルクスレンチを使用しました)をライターであぶります。図のように真っ赤にする必要はありません、緩衝材が簡単にシュワシュワと溶けていきます、やけど注意です!。
焼いてる最中の画像はありません m(_ _)m 両手がふさがってるので(笑。
緩衝材が広がりました(分かりにくいですね…)。シェルにダメージはありません。
次に本格的にマスキングをします。マスキングテープは普通の紙のもので十分です。でも、相手はエポキシパテなので2重に張っています。
パテ埋め完了です。使用したタミヤのエポキシパテは速硬化タイプですが、その割に完全硬化まで6時間かかります。他社のパテは速硬化タイプなら1時間以内でしょう。
しかし、この6時間というのがミソで、パテが柔らかい間に雌ネジ山を作ってしまう計画です。
しかし、この6時間というのがミソで、パテが柔らかい間に雌ネジ山を作ってしまう計画です。
閑話休題
エポキシパテに型をつけたりする場合メンソレータムを使用する事が多いのですが、ちょうどウチにはありませんでした。そこで登場ヴィックスヴェポラッブです。
今は大正製薬からですが、以前はP&Gから発売されていました。 ちょっと裏を見ると…。
ガーン!! P&Gです。何年前のヴェポラッブなんや…。
で、そのヴェポラッブをネジに塗って慎重にネジ山を作ります。
この時注意しなければいけないのはネジをクリップから外して作業を行う事です。なぜかというとクリップはアーチ状になっていて、そのままではパテに対して斜めのネジ山ができてしまうからです。
斜めになるとクリップの反発力が利用できなくなり、ゆるゆるの装着感になります。ご注意を。
斜めになるとクリップの反発力が利用できなくなり、ゆるゆるの装着感になります。ご注意を。
さて、部屋の気温にもよりますが、パテ埋め完了2時間後にWattsを参考に雌ネジ山とねじれ防止の穴を作りました。う〜んやはりキタナい…。
こんなヤスリを使って表面をちょちょいと整えました。
ようやく完成でございます。一晩寝かして次の朝のショットです。
ゴーグルを試着してみると上下の取り付け位置の下を使う事になりました。
カラーリングが気に入って購入したMaconですから、簡単にはあきらめません(笑。
これでゲレンデで他の人と被ることはまず無いでしょう。どこにムスコがいるかすぐに認識できます。
これでゲレンデで他の人と被ることはまず無いでしょう。どこにムスコがいるかすぐに認識できます。
え? 冬用のイヤーマフはどうするかって?
極薄ビーニーとかスカルキャップで代用します。
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