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2010年12月27日月曜日

Alien Anthology Box (Egg Packaging) [Blu-ray]

2010年8月に発売の知らせを聞いてamazonで予約していたBlu-rayです。
根っからのエイリアン・シリーズのファンなんでBlu-rayBOXが発売されたら買おうと思っていました。

エイリアン・エッグ付きの方を購入したのは「大人買い」ってヤツですか(笑
ところでこのエイリアン・エッグ。成体がまとわりついてるのはご愛嬌として、まったくもって工夫に欠けます。
これなら以前に発売されたDVD-BOXのエイリアン・ヘッド付きの方が良かったな~。
塗装はこんなモンでしょうけど、中に仕込まれた電球の光り方が「ただ光るだけ」。ホタルのように強弱付けて光るくらいの芸当は欲しかったですね。単純にベッドサイドランプの代わりにせよということでしょうか。

で、ベッドサイドに置いてみた。
即、奥さまから撤去の指示が出ました(笑。

しかしBlu-rayの内容は充実しまくりで、ほとんどのファンはこれで納得するんではないでしょうか。HDリマスターの最高峰と言っても過言ではないと思います。SD品質で潰れてしまった暗闇でのビミョーなデティールが良く分かるようになりました。何故なら、この一連の作品は闇と光のコントラストが特徴なわけで、特にオリジナルを撮ったリドリー・スコットは監督デビュー作である「デュエリスト-決闘者」でその演出を存分に使用しています。
巨大換気扇の向こうから光が差し込んでストロボのようにシーンが切り取られていく演出などですね。
リドリー・スコットは脱出ポッドの場面でほんとにストロボを使ってますが(笑。
3作目のデビッド・フィンチャーもそういう演出をしてます。

日本の作品はSF(最近こういった言い方しないですね)に限らず、まんべんなく光を回しちゃうライティングがほとんどで、興冷めすることおびただしい。
こないだ「Space battleship YAMATO」を見に行きましたが、半壊した船内でそんなに照明はついとらんだろ~。と突っ込んだのは私です。

このBlu-rayBOXを購入して一番の恩恵を授かったのはムスコです。
このシリーズをまったく知らないムスコは、ビビりながらも「スッゲー、おもしれー」と見てました。
そりゃそうでしょ。おとーさんが心底おすすめする映画を、ネタバレせずに期待感ぐりぐりの解説で4作ぶっ通しで見れたんだから。

ムスコよ、オマエは幸せなやつだ。

で、私の好きな順番は
オリジナル(Alien)→2作目(Aliens)→4作目(Resurrection)→3作目(Alien³)です。

オリジナルがNo.1なのは、この世界観を1979年に作り上げた敬意と尊敬です。
2作目はラストでリプリーがパワーローダーに乗り、クイーンエイリアンと戦うシーンにガチバトルのカタルシスを感じるからです(生身では到底勝てませんからねー)。


「おらららー! いってまえーーーーー」てな感じの。さすがジェームズ・キャメロン師匠(笑。
でもアバターは嫌い。

残りの2作はどっこいかなー・・・。
細かい演出は4作目のジャン=ピエール・ジュネの方が好きです。でもニューボーンエイリアンの造形が受け入れられない。
3作目は全員ハゲなんで誰が誰だかさっぱり判らない(笑。 Blu-rayのディレクターズカットを見て、だいぶ印象は変わりましたが、公開当時憤慨して劇場を出てきたのがアタマを離れません。

でも見た人も、もう一度Blu-rayで見てみてください。
初めての人は絶対おすすめのシリーズです。

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